第2夜

死して屍拾うものあり?!
死んじゃいました。
正確にはよくわかりませんけど(意識ありませんでしたから ^^;)。戦闘不能に
なって病院に担ぎ込まれたか、本当に死んでしまって蘇生してもらったのかも
しれません。
とりあえず気がついたら、最後にとまったお宿のベッドの上でした。

無茶をしすぎました。
少し強くなったことに気をよくして、まだ手を出しちゃいけない敵に手を
出してしまったのが失敗。あっさり返り討ちにされてしまいました。

でもしょうがないんですよね、わからないんですもの。
この地平の向こうに何があるのか、どんな敵がいてどれぐらいの強さなのかなんて。
きっとみなさんこうやって、試行錯誤しながら自分にあった狩場を探されたに
違いないと思います。

だからわたしもこれでめげずにがんばらないと。

ちなみにわたし、戦いで負けて意識を失う少し前の経験まではしっかりと
覚えていました。

最後にとまった宿の時点の経験以外はすっかり失ってしまうとか、蘇生に
所持金の半分を寄付しなきゃいけない世界もあると、風の噂に聞いたことも
ありますから、わたしって結構頑丈だし、この世界の教会はとても親切
なのだとおもいます。

とにかく、知識を実地で身につけていくには何度も体当たりして、そして
跳ね返されて(そして死んで..)を繰り返さなくちゃ何も身につかないんですね。
とにかくそういうことなんだと思います、経験というのは。

でもそれにしたって、わたし、死にすぎ...。
こんなに無茶な性格だったのかしらわたしって。
[ to Home Page | to menu | to top of this page ]