DLOキター><

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その機能の発表があってからずーーーーっと心待ちにしていた機能が遂にやってきました。CanonのデジカメのRAWデータ現像ソフトのDigital Photo Professionalの新機能、デジタル・レンズ・オプティマイザ(以下DLO)。

デジカメの画像って実はイメージセンサーに入る光はレンズから来たものをそのまんま記録するのではなく、若干ぼかした形で記録しています。今のほとんどのデジカメの機構上仕方がないのですけれど。

DLOは簡単に言っちゃうと、このわざとに画像をぼかした部分とか、レンズの像を結ぶ性能の不完全な部分を関数化して、それの逆関数をソフト的にかけてやろう、っていうシロモノです。

はっつけた2枚の写真比較してみれば効果は明白だと思いますが、劇的なほどに画像の詳細が生き返ります。

 こちらが未処理。

DLO1.jpg 

こちらがDLOを強度100%でかけたもの。

DLO2.jpg


元画像の状態や、被写体の内容に依存はするようですが、まさに劇的な効果。コンスタントにこの効果が発揮できるのなら、一部の解像感の高さをうたうカメラに乗り換える必要がなくなりますし、レンズと画像処理ソフトにCanon純正品を使う意味がしっかり出て来ます。

そして、この機能のいいところは、過去に撮りだめてきたデータにも効果がしっかり乗るところ。しばらくは過去の写真にこの機能を適用して歓喜する時間が続きそうですよ。

手間をかけてもRAWから現像する価値もしっかりと出来ました。
これならまた次のカメラもCanonですねぇ。

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このページは、azureが2012年4月17日 19:48に書いたブログ記事です。

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