11インチの方で最小構成付近を選ぶと、6万円程度で収まるというのが魅力的。
その構成だとクロック1.4GHzのCore i3になりますが、モバイルでの使い方考えればそんなにパワフルなCPUはいらないわけですし。最小構成でもISRTを利用してストレージの性能上げてると思われる、(恐らく)キャッシュ用の32GB SSDがしっかり載ってるところもミソ。
まあ、これが載ってないと、起動やハイバネーションからの復帰時間などが遅くなっちゃって、ウルトラブックの要件を満たせなくなっちゃうんでしょうけどね。
きちんと通常使用時もキャッシュとして動いていれば、使い込んでいけばOS動作もかなりキビキビ感増すんだろうと思います。
ちょいとネックなのは、せっかくの第三世代Core iプロセッサの設定も、そっちをBTOで選択してしまうと、お値段がどーんと跳ね上がること。Core i5同士でも、第二世代から第三世代に変えるとポンと1万円上がっちゃいます。
まあ、第三世代になってのメリットってのは、ほぼ統合GPUの性能アップだけに近い形ですので(あとは、同クロックなら消費電力が落ちてることによる、クロックアップの可能性)、これまたモバイル用途での使い道を考えれば、別に第二世代でも構わないかな? って部分ではあります。
まあ、個人的にはウルトラブックってのは、2台目、3台目のPCだと思っているので、これですべてをまかなう必要はないかなと。それだったらあれこれ割り切って考えられるんですよね。
これが1台ですべてを、って考えるとあれこれ大変になってくるんでしょうけど。
VAIOに今注目してる理由がもう一つ。
NASでありそれ単独でHDDレコーダーにもなる、nasneの存在ですね。
PS3や、DTCP-IP対応ソフトだったら制御できるのですが、VAIOには公式に対応が謳われるnasne対応のソフトが提供されるってのがちょいと気になってます。VAIOから最大8代のnasneを制御できるそうな。
まあ、ほんとうにその辺の運用まで考慮するなら、BDドライブ内蔵のVAIOがいいんでしょうけど。(nasneからネットワーク越しにBDにダビングできる、はず)


14インチのWXGA液晶で光学ドライブ搭載。
ストレージは500GBのHDD+64GBのSSD。
こちらのSSDも出荷時はISRT設定状態でOSがインストールされる、とのことです。64GBのSSDなら、使い方を工夫して余分なものを入れないようにすれば、ISRTを設定解除して起動ドライブとして使うことも可能ですから、その辺の使い方の工夫は可能ですね。OS再インストールは必要ですけど。
せっかくの14インチ液晶にWXGAの解像度しかないのはちょっと残念ですが、わたし個人の状況が変化してて、ノートPC1台であれこれすべてまかなう必要はなくなりましたので、まあ、ここはスルーしてもいいかと。
ただこのノートはすごーく個人的に残念な仕様が一つ。
どうやらメモリのデュアルチャンネル化ができないみたいなんですよね。
オンボードメモリがなくて、メモリスロットはSO-DIMM1つだけみたい。
せっかくの性能がフルに発揮できない仕様なんですよね-。
恐らく一番ペナルティ食らうのは描画性能。
それ以外にもメモリアクセス性能が本来の半分しか出ませんから、すべての性能の足を引っ張ります。
たんだまあ、これもやっぱりモバイルノート(というにはちょいと重め)の用途を考えると、許容できる範囲なのかもしれません。
こちらの注意点もう一つは、バッテリー駆動時間が短めなこと。
公称5.5時間ほどなので、1日バッテリーだけで何とかする、ってのはまず無理だろうと。
まあ、これも使い方次第ですね。
お値段はショップブランドノートらしく、お買い得な設定になっていますし。
インテルだけでなくAMDも新しい世代のCPU出て来て、しばらくあれやこれやPCまわりが楽しくなりそうです。(^^)
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