上位機種では、ランダムリードがなんと10万IOPS。(QD32)
つまりは、1秒間に10万データの読み込みが出来る訳ですな。
4KBの小さなファイルのランダムアクセスをやったとしても、転送速度が400MB/sに達するというとんでもない性能です。
レビュー記事はこちら。
PC Watchより。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hirasawa/20121024_567988.html
以下余談ですが、ベンチマーク結果でOSやアプリケーション起動の体感速度に直結するのは、この小さなサイズのファイルのランダムリード性能です。
動画の記録先など、でっかいファイルの読み書きをする用途以外では、ディスクの最大転送速度はほとんど意味がありません。商品売る上での宣伝文句ぐらいですね。(笑)
SSDはまだまだ容量あたりの単価がHDDに比べて高いですから、よっぽどのお金持ちでない限りはデータをためておく用途には向かないですよね。(一部例外あり?)
OSや特に動作を高速化したいアプリケーションだけを置く特別なストレージ、って使い方になると思います、通常は。そう言う場合には、ベンチマーク結果が見られるのでしたら、4KBのランダムリードのQD32のところをチェックしておくのがいいです、というお話でした。
OSのシャットダウン時や、Windowsアップデートの処理時間には、4KBのランダム「ライト」のQD32のところのデータが効いてくると思います。
ちなみに使い方の例外は、HDDとは違って物理的にはまず壊れない、という特性を活かして、特に大事なファイルのバックアップ用にいいのではないか、と個人的には考えています。
SSDの寿命を左右するのはデータの書き換え回数ですが、バックアップ先のディスクは中身を頻繁に書き換えたりはしない訳ですから。
そのうち予算が付いたら、512GBクラスの安いSSDを写真データのバックアップ用に考えてます。写真は全てそこそこのサイズのファイルで、しかもバックアップ用ですから、最新鋭のSSDの性能とかは全くと言っていいほど不要ですからね-。
コメント