選挙だなぁ

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自分の思いとぴったり一致する政党なんてのは、自分が党を旗揚げしない限りは100%不可能なので、結局はどこかで妥協することにはなりますなぁ。

でも、わたしは棄権しておきながらあーだこーだ文句だけ言うのはフェアじゃない気がするので、投票には行って白票以外を投じてきます。


ただ、2つだけ、いや3つ?既に決まってる点はあるかなー。

まず一つ維新は回避。(笑)
あの人等はどうやら最低賃金の枠組みをぶっ壊す気満々のようだから。

枠を壊しても安すぎる賃金のところには市場原理で人が集まらないから、「奴隷労働」にはならない、って主張してますが、それは多分間違い。実際に働き口がなくてあっぷあっぷの人等の現状を知らないか、「敢えて見ていない」かのどちらか。

他の政策吹っ飛ばしてもここだけはわたしは無視できません。


あとは自然エネルギーに足場を移しても「無条件」に大丈夫、ってウソをつく政党もダメかなぁ。

どんどん自然エネルギーによる発電量が増えていけば、スケールメリットでコストが下がるのはその通りだけれども、既存の火力や原子力、水力のような低コストでの発電はまず無理だと、わたしは思いますので。

自然エネルギーは安定した発電が不可能で、太陽光に至っては当然夜は発電できない訳ですよね、発電所を宇宙に持って行かない限りは。だから今までの方式の発電とは比較にならないレベルで設備の余裕度が必須になっちゃう。

なので純粋な発電コストが既存の方式の半分以下にまで下がらないと、今までと同じ電気代、ってのはアリエナイとわたしは思ってます。そこの追加負担があたかもあり得ないようなきれい事を言ってる党もないわぁ、と思います。


今、あちこちの地区で使用電力がヤバいことになっているのは、単に原発を稼働していないから、って訳でもなく、多くはみんなの「気の緩み」ですよね。

北海道以外の地域では多くが冬よりも夏の方が電力需要は厳しい。その時期をほぼ問題なく乗り切れたのに、今になってダメってのは節電に対する意識が薄れているからだろう、と、思います。

でもでも、それも仕方がないことだとも思うんですよね。人間って何事においても、いつまでも張り詰めていることは出来ないものでしょう?だからもっと電力需給には余裕が必要だと思っています。

そう言う意味ではまだ本当の意味でしっかりと次を担える発電手段を確立できる前に、すぐに原発ゼロを訴えるのもどうなんかなぁ、と思います。将来的に自然エネルギー、再生可能エネルギーに移行していく、というのは正しいシナリオだと思うんですけどね。


まあ、こうやって基本的な部分だけでもあれこれ考えてると、ホントに入れられそうなとこなくなっちゃうんですけど。(笑)