XPサポート終了まで1年切り、ねぇ

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多分日本では、サポート終了の直前になっても、サポート切れたあとでも、騒動なんて起きないだろうなぁ、現実社会側では。

そんなことがあるのも知らず、セキュリティの意味もわからずに、アップデートされなくなったOSがそのままずっと使い続けられるだけ。

で、いつの間にかPCが乗っ取られてボットネットに組み込まれて、どこかのサイトへの攻撃に荷担させられたとしても、「なんだか最近パソコンの動作重くなったなぁ」程度で終わり。

日本国内に乗っ取られたPCが大増殖して終わり、ってそれだけじゃないですかね。(´ω`)

PC使ってる層のうち少なからぬ数の人たちの意識ってその程度のものじゃないかと。セキュリティとか自動更新とか、何それ?ってひとたくさんだろうなぁ、と。

何年か前、アメーバピグだかが使ってるFLASHのバージョン上げようとして、ユーザにFLASHプレーヤのバージョンアップを求めて大炎上したことがありましたが、あの事件は非常に端的にそのあたりを物語っている気がします。

ほっときゃFLASHプレーヤもバージョンアップ求めてくるはずですが、それを無視してバージョンアップせずにほったらかしてたユーザが「動かなくなった!どうしてくれる!!」って声を上げた事件だった訳で、少なくともその人達にはソフトウェアのセキュリティってものに対する意識はなかったということですよね。

また、あの時にバージョンアップを依頼したFLASHプレーヤは、XP以降のOSにしかインストールできないものでした。それに対して噛みつくユーザも大勢いて、とうにサポートが切れているはずのWindows98等々のOSのPCをまだネットに接続して使い続けているユーザも数多くいることがあぶり出されちゃった。

ある程度PC分かっている人間には恐ろしい事実のはずですが、でも知らない人たちにとっては多分、セキュリティーがどうこうとか、関係ない世界の話なんだろうな、と。


どこかのまとめサイトにもありましたが、サポート対象外になったOSをネットに繋いで使い続けるのって、

「車検切れで故障を抱えた車を公道で運転するのと同じ」

なんですよね。
修理可能な年数を超えて家電を使い続けるのとは訳が違う。
そこはもっとそれこそNHKとかが啓蒙すべきなんじゃないのかなぁ、と思います。

NHKは特集っぽいことこの間やったようですが、既に遅きに失した感満点。やらないよりはましですがね。

その中でインタビューに答えた自治体側の上の人もものすごく意識が低くて、こりゃぁダメだろ、って感じをばらまく形になったようですが。

「一方的に打ち切るのではなくある程度のサポートは継続してほしい。」

だそうですから。
今がその期間ですよねぇ、何年も前から。(´ω`)

一体どうなるんでしょうねぇ、1年後。
さすがにこれは他人事としてwktkしながら傍観って訳には行かないなぁ。BOT PCが大増殖でもしちゃったら、火の粉はこっちまで飛んでくる訳で。

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上に書いたアメーバピグの大炎上の時には、PCなんて買い換えられない!と叫んでる人もいたんですが、もしかしてそう言う人たちの一部って、PCっていまだに20万とか出さないといけないと思ってる人もいたのかしら??

Win98当時の相場しか頭にないのだとしたら...。

いまなら4、5万出せば、XP登場当時と比べても、トータルで10倍以上性能あるマシン買えますよ、ねぇ?