去年の秋にもありましたが、また見やすい時間に皆既月食となります。ただ、今回は月が地球の影に入り込む深さが浅いため、皆既月食の時間はかなり短め。
皆既月食となる時間は、21時をはさんで前後6分ずつの12分間だけです。
部分月食の始まりが19時15分頃、皆既月食の始まりは20時54分頃、皆既月食の終わりは21時6分頃、部分月食の終わりは22時45分頃です。
写真を撮ろうとすると、皆既月食中の月はとても暗いので、そこは注意が必要ですね。また、月って実際にはとても小さいので、それなりの写真にしようと思ったら、望遠レンズと三脚が必須です。
月がフィルムやイメージセンサーの上に映る大きさは、使うレンズの実焦点距離をミリで表した数字の百分の一ミリ、です。200mmのレンズを使うと、センサー上には2mmの大きさで月が像を結びます。
これとイメージセンサーのサイズから実際に映る月の大きさが計算出来ます。
ちなみに、前回の皆既月食中の露出は、ISO3200に絞りF8.0、シャッタースピード1秒前後でだいたい適正露出でした。
こちらは今日は結構な雨模様ですが、明日は晴れの予報。
夜まで天気が持つことを祈るのみ、です。
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