やっぱゴシップ誌はゴシップ誌、か?

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より正確にはゴシップ誌編集部、か?
かな。

日刊SPAで見かけた記事。
『「ミラーレス一眼カメラ」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種』

URLは敢えて書かん。
広告料収入やりたくない。(笑)

書いてるのはまず間違いなく販売員じゃないし販売員に取材もしてない。自称販売員が書いてることになってますが。

ホントにこんなこと書く・考えてる販売員なら、その人からは少なくともわたしは商品買いたくない。製品知識がダメ。

買っちゃいけないカメラとしてパナのフォーサーズ機が挙げられてるんですが。

ダブルズームキットの望遠ズームのカバー範囲が100mmまでだからダメ、と書いてますが、フォーサーズフォーマットの換算倍率のことを完全に失念してます。ぶっちゃけカメラ扱う店員としてはその時点で完全に失格。問題外。お話になってません。

フォーサーズは35mmフルサイズに対する換算倍率が2倍なので、実焦点距離100mmのレンズはフルサイズ換算で200mm相当。そこそこの望遠レンズで、一般的な被写体は十分カバーできます。

該当記事で取り上げている他の機種に比べて画素数少ないからダメ、とも書いてますが、2000万画素級の解像度の世界、理解してるんでしょうかねぇ。

一般ユーザーだったら1000万画素もあればA3ノビぐらいまで普通に印刷できるのに。フルHDディスプレイには200万画素しかない、ってこと理解しているのかしら。

1600万画素のカメラで足りない用途って、一体何を想定しているんでしょうねぇ...。

イメージセンサーシフト式の手ぶれ補正がない上にレンズに手ぶれ補正がついてない、と誤情報まで書いてますなぁ。

ダブルレンズキットの標準ズームにはしっかと「MEGA O.I.S」のコードがついてるのに。もう一本は25mm F1.7で明るい単焦点ですから、ある程度暗いとこでもシャッタースピード稼げるからそもそも手ぶれ補正の必要性が薄いんですよ。

やぱ商品知識が全くない人が書いてますね。

ちなみにダブルズームキットのレンズはどちらもレンズ側の光学式手ぶれ補正があります。

まあ、やっぱゴシップ誌らしい編集部だった、って結論になるしかありませんわなぁ。

これ、パナソニックは抗議して記事削除させてもいいレベルだと思います。