日記のようなもの

東海大四のピッチャーが投げた超スローカーブに対する「失言」で話題になった元アナウンサー、東海大四が敗退して、「社会をなめた人間」が生まれなさそうだ、ってことで喜んでるのかなっ。

ってのは冗談として。（´ω｀）

でも、あの発言は、「取り返しのつかないこと」の一つだとわたしは思うのね。

件の東海大四のピッチャーは気にしてない、とは言ってるものの、多分ああ言われたことを一生忘れることはないだろうなぁ、と。胸に刺さった棘として一生もっていくことになるんでしょう。

それは問題のツイートを削除しようが、発言を撤回しようが、真摯に謝罪しようが、もう絶対に消えることはありません罠。いい大人が高校生の少年に対して発していい発言だったか、何度でも考え直すべきでしょうね。

ただまあ、その心に刺さった棘が膿んで、いつまでもいつまでもジクジクと痛み続けるかどうかは、それこそあのピッチャー次第、ではある、とも思いますが。

投球術云々に関しては、わたしはすご－く評価してますね－。

ああいう場面であの球が投げられる度胸もすごいし、それ以外のピッチングも素晴らしかった。試合結果は残念なことになっちゃいましたが、できればもっと彼の投球を見たかった。

ああいう超スローボールとかでは、まず100%ストライク取れないですから、1球ボールにしてカウントを悪くするリスクを承知の上での投球なんですよね。そのリスクを負ってまでもバッターの目線を上に向けさせようとする、タイミングをずらそうとする、それを投球術と言わずして何を投球術というの？って思います。

1球ボールをただでくれてやる、ってすごくでかいですよ？？
その重みが理解できてないってあたり、やっぱりあの元アナウンサーは、野球分かってないんだと思います。

速球があまり速くないピッチャーだったから、高卒でプロとかは無理かもですが、またどこかで彼のピッチング見てみたいなぁ。

東海大四は二回戦でもいい試合しましたが、最後が残念でした。
高校生らしいと言うか、負けるときにはこんなもの、って典型みたいな形になっちゃって。

でもまあ、これが勝負だから仕方がない。
よく頑張ってくれたと思います。
お疲れ様でした。

選手たちは、胸を張って帰って来て欲しいですね－。