シグマの150-600mmズームのレポートが出た and more

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シグマの新しい150-600mmズーム、発売が先行した高級バージョンのほうのレポート記事がデジカメウォッチに上がりました。やはりこのレンズかなり良さそうですね。

35mmフルサイズセンサーのカメラで使うならば使い方にもよるでしょうが、600mmも絞り開放から十分に使えそう。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/20141031_673884.html

ただ、APS-Cセンサーのカメラで使うと多少印象が変わる可能性はあります。画素が小さくなる分、画面中央を拡大しているのと同じことになって、レンズ性能にはより厳しいですから。

しかし実売20万円。

600mmという超望遠に手が届いてかつ、これだけの画質、ってことを考えると破格と言えば破格の内容ではあるんですがねー。でも高いのは高い。

そんでもいつか使ってみたいレンズではあります。

しかしやっぱりこの記事のライターさんの書く記事はレベル高いですねぇ。安心して読めます。レンズの使いこなしに関するすごく細かい内容まで踏み込まれてて、逆に驚くほど。こういうのを見ると、さすがプロだなぁ、って思いますね。

内容的に同じインプレスが紙の媒体で出してるデジカメマガジンで同じレンズを取り上げた記事よりも、内容の濃さもボリュームもはるかに上ですもんね。これじゃ紙の媒体が売れなくなるのも当然な気がします。

できればEOS 7D MarkIIのレポートもこのライターさんにやってもらいたかったなぁ、ってのが正直なところ。まあ、もしかすると、そういう本当の力のあるライターを割り当てなかった、ってのがデジカメウォッチ編集部としてのあのカメラに対するスタンスなのかもしれませんが。


まあ、ライターの当たり外れが大きくなっているというか、編集部としての力を疑わざるを得ない事象ってのは、ネット上に限ったことではなくて紙の雑誌でも一緒なんですよね。少なくともカメラに関しては。

今月のカメラマン誌だったかな、やっぱりちょっと目を疑う記載がありました。

インナーフォーカスのレンズって至近距離では実際の焦点距離が表示よりも目減りするのが一般的なのですが、それってもう一般的にある程度広まってる知識かと思ったら、どうもその雑誌の編集部には通用しなかったようで??

Canonの18-13555-250mmズームの新製品と一つ前の世代の製品の写し比べで、望遠端で撮影距離を揃えて近距離撮影を行った際に撮影倍率が結構違うのを見て、それの理由が分かってない記事の書き方になってたんですよね。さすがにちょっと目が点になりました。

アマチュアの雑誌読む側がそれを疑問に思うってのは分かるんですが、ライターと編集部がそれを知らないってのはさすがにまずいんじゃないかなぁ、と。

あとは、Capa誌がPCのことに触れてる場合にはまゆに唾を付けて読まないとダメ、とかね。(笑)

あの雑誌PCに関しては平気でしれっと結構とんでもないデタラメをそのまま記載しちゃうので、読む際には騙されないよう気をつけないとダメです。それらに関する訂正記事も見たことがありませんし。

まあ、どこもホントに力のあるライターが不足してるのでしょうねぇ。
カメラがデジタルになって、知らなくてはいけない知識の範囲は大きく広がりましたし。

ただ、プロとして記事書いてお金もらってる以上は、しっかりしてほしいですけど。上に書いたようなチョンボぽろぽろしてるようでは、紙の媒体売れなくなるのも仕方ないだろうなぁ、って思っちゃいます。