ちまたではあれこれ言われてるようですが、わたしは割と評価してますね-、アニメ艦これ1期。ブレはあったけど、テーマは割とはっきりしていたと思うし。
吹雪の成長物語+過去(史実)からの脱出、かな。
ただ、そのテーマを上手く表現出来る展開を作れていたかというと、それはまた別のお話かも、ですがね。上手く伝えられない部分があったから、今の評判なのでしょうし。
最終回に、これでもかとキャラにその辺代弁させちゃったのは、ストーリーテリングでうまくいかない部分があったってのを、製作自らが認めたようなものだったのかも。
ただ、物語の落としどころ自体はわたしは評価します。
わたしの見たい方向でもあったからね。
3話の如月回は、史実ではミッドウェー海戦以前のウェーク島攻略戦で沈んでしまった事実を踏襲して、艦これの世界でもこちらの世界の史実と同じように歴史が進んでいることを表すための布石だったんでしょう。そういう意味では、わたしはすごく重要な回だった、と思います。
大和や赤城の言う、「見えざる力」に抗う力として吹雪の存在を使いたかったのでしょうが、その部分の描写はちょっと薄かったかな。
最終話でヲ級改を見た吹雪がこれで最後、と言ったのは、あれが例のヲ級改だったから、じゃないかなー。
あとヲ級改が沈むところの描写が行われなかったのは、2期への布石の気もするなぁ。あれはうっかり描写をケチったのではなく、狙って敢えて描かなかった気がします。
飛行場姫の「ゲージ復活」はゲーム側のゲージ削って本気モードを引き出すまでの過程を反映したんでしょうが、アニメのMIに関しては飛行場姫は元々実体があったわけではなく、なんか、敵空母達の怨念的なものが実体化したような雰囲気だったなぁ、とかもう一度見直してて感じました。
それと、行方不明になってた提督は手の内を見せないために、まず味方から欺いたのかなぁ、とかね。失踪している間は、大鳳とかバケツの手配してたんでしょう、たぶん。
大型建造が失敗しまくったから、再登場が遅かった、とか。(´ω`)
まあ、「なぜか高速修復剤が手配されて」には放送見ながら、提督が課金アイテム使ったのかなぁ、とか思ったりはしましたが。(笑)
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