今月は2日と31日が満月で、2回の満月があります。
俗に言われるブルームーン、ですね。
ただこれ、元々はアメリカの天文雑誌の勘違いが広がったものらしい。
この俗説の由来となったのはアメリカのメイン州で、彼らが使っていた暦の四季(春分、夏至、秋分、冬至の間)の間に4回の満月がある時の、3回目の満月をブルームーンと呼んでいたのが元だったようです。
これを誤解した、と。
ちなみに、こちらの大本の意味の方では、今月の満月はブルームーンではありません。
また、名前こそブルームーンですが、月が青く見える現象とは全然関係はなく、通常は普通の色のお月様です。
大気中のチリの状況によって極々まれに月が青っぽく見えることもあるようですが、こちらは発生が極めてまれで、また、いつ起こるかの予測も不可能です。
ネットで検索するとあまた出てくる青い月の写真は、ほとんどすべてがフォトレタッチソフトなどで人工的に色を付けたものなので、そこんとこは注意が必要ですね。
31日、夜晴れていたら、久々に月の写真でも撮ってみようかな。
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