最近、というかここ1、2年かな。
ITmediaのビジネスオンラインの記事の品質低下が酷いなぁ、と感じる。
「そうそう、わたし前からそう考えてたんだ!」
的な後出しじゃんけん記事が多すぎるように思う。
『「横綱、白鵬」を野放しにしてきた責任は誰にあるのか』
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1712/22/news026_3.html
これなんかもその典型。
とりあえず今なら、相撲協会と白鵬叩いとけば適当にバズってアクセス数伸びるんじゃね?という意図がありありと見えてくるように思うんだが。
ITmediaって、お家事情大変なのかしら?とか勘ぐりたくなるような、このタイプの記事が増えてる、ここ1年ぐらいは確実に。
中身もあちこちで言われていることの「まとめ」だけで、この記事のために何らかの取材をしたようには見えない。
新しい内容があるとしたらそれは記者の「感想」だけ。
特に新しい事実とかエビデンスが示されている訳でもない。
それじゃやってることはゴシップ屋と同じじゃないかしら。
肝心なところは基本全て
『どうしても「潔い」と思えないのは筆者だけでなく大多数の人が同じであろう。』
式で「世間様が許さない」的書き方で逃げているのもなんだかなぁ、と思う。
もし以前からそれが拙いと思っていながら記事にしなかったのなら、この記者も編集部も『「横綱、白鵬」を野放しにしてきた責任』とやらの一端を担いでいる、と思うのはわたしだけかな。
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