面白い構図にしたなぁ

水星の魔女。
いろいろ実験しているねぇ、何気に。(制作側が)
今のところ破綻せず上手くまとまってるのがすごい。

よく使われるパターンが「悪しき古き体制の象徴としての悪い大人」vs「若い力」(良いものとは限らない)、だけど水星の魔女もその典型かと思いきや。
代理戦争的な面もなきにしもあらずだけど、若い力 vs 若い力に見える構図にしたかー。

ただまあ、今んとこ「良い大人」が一人もいない...。
スレッタのお母さん、なんか一番の黒幕っぽい雰囲気垂れ流し続けてるし..。

しかし、サイコミュコントロール的な「ガンド」の活かし方をそっちに持っていったかぁ。モビルスーツの開発を通して戦争とは正反対にも見える商売をしようって発想も面白い。

まあ、上手くいくかは分りませんが。


悪い大人vs若い力の構図、やり過ぎるとガンダムは多分失敗するんだよなぁ。
一番コアなファンは既にそれなりのお年になっているから。

そういう観点ではユニコーンがすごかったんだと思う、バランス。
カッコイイ大人がいっぱい出てくる希有な作品でした。