豊洲市場の建物の柱が傾いてるんじゃ?ってフジテレビが報道したというお話。
考えるまでもなく、レンズの「パース」によるもので、こんなのネタとしても取り上げちゃダメです。恣意的に不安を煽る意図があるとみられても仕方がない。
議員のおばちゃんが自分の撮った写真がそう見えたから専門家に相談した、ってのは分からないじゃないけど、写真に関しては素人ですし。
でもその相談を受けたフジテレビ社員とおぼしき人間が
「我々は、映像のプロです。カメラのレンズだけで、ああいうふう(柱が傾くこと)にはならない」
と言ったらしい、ってのはアカン。
伝聞だから本当にこう言ったのかどうかは、わたしなんかでは確認の術はありませんが、本当だとしたら、そんな人が「映像のプロ」なんて名乗ってはいけない。絶対に。
あちこちで恥かくだけです。
たとえそれを受付ちゃったとしても、内部でカメラマンに見せればこんなもの一発でしょう。わざわざTVで報道するところまで行ってしまうところがおかしい。これ、トンデモ本がネタをねつ造するレベルですぞ?
う~ん、フジテレビ、放送の質だけではなく、社員の資質自体が大分劣化してるんじゃなかろうか。
拙いでしょうこれは、さすがに...。
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うちの家、柱傾いてなんかいませんからね?(笑)
こんな写真いくらでも簡単に作れます。
今のスマートフォンなどのカメラのレンズは、どんどん広角化しているので、こういったパース(遠近感の強調)が起きやすくなってます。
カメラを完全に水平にしない限り、建物などは真っ直ぐには絶対に写りません。
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