自分流動きものの撮り方

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わたし流の動きものの撮り方。
ただし、基本日の丸構図になります。

わたしが旅客機やら列車やらの写真を撮るときに意識しているのは、とにかくファインダーの全画面を「眺める」こと。被写体の一点に意識が集中しないよう注意します。実のところこれがあんまり簡単ではなくて、意志の力でなんとか無理やり集中しない、って状態に近い感じになります。

 基本的には貼った写真の赤で印をつけたあたり、飛行機だと機首ですね、に注意はするのですが、そこに「注目」はしません。注目してしまうと一気に視野が狭まってしまい、機体の後ろ部分が見えなくなります。

HowTo.jpg


そういう状態でアップの写真を狙うと、まず間違いなく尻切れトンボの写真になるので、機種の画面内での位置を注意しつつ、被写体の後ろとファインダーのふちの位置関係(黄色のマークの位置)も眺めておく、という意識ですね。

まあ、ぶっちゃけ経験と慣れです。

こちらに向かって近づいてくる機体、遠ざかっていく機体の大きさの変化に合わせるためにズーミングしつつカメラを振ってフォロー。被写体の大きさ変化の速さや見かけ上の移動速度、数をこなすうちに必ずここは体が覚えてしまいますから。

幸い今は一眼レフを使っている場合には、ピントのフォローはカメラが完璧にこなしてくれますので、一番難しい作業を省くことが可能なうえに、マニュアルフォーカスで置きピンするのとは違い、旅客機であれば1機の離陸のシーケンスの中で複数のチャンスを作ることが出来ます。

下手な鉄砲も何とやら、で数撃ってるうちにうまくなりますし、どれかは当たるもんです。(笑)

カメラ側のセッティングとしては、フォーカスのフレームはすべてを使う自動選択、AFはコンティニュアスにします。旅客機や在来線の列車の場合には、わたしは連写はしません。そこまで見かけの移動速度が速くありませんので、高速での連写は無駄に枚数稼ぐだけだと思いますので。

ただ、ブルーインパルスのデモフライトとか新幹線を駅撮りする場合などには、高速連写が必須になるかもしれません。

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このページは、azureが2012年4月16日 16:00に書いたブログ記事です。

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